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台東区は23区の中でも最も面積が小さい区ではありますが、上野や浅草のように江戸時代から続く繁華街があり、交通網が発達し現代的な雰囲気と下町の懐かしさを感じられる街であり、外国人観光客だけでなく日本人にとっても魅力あふれる区なのではないでしょうか。
今回はその台東区で受けられる「開業支援資金(あっせん融資)」制度についてご紹介いたしますが、貸付金利1.8%を全て区が補助してくれるため、創業しようとしている方には大変有利な制度となっておりますので、ぜひご一読ください。
東京都台東区で受けられる創業融資とは
台東区で起業する場合の資金調達方法として大きく分けて2つあります。
ひとつは日本政策金融公庫が提供している創業融資制度です。
新創業融資制度は、新たに事業を始める方や事業を開始して間もない方に無担保・無保証人で利用できる制度です。
もう一つは銀行が窓口となる、台東区の融資あっせん制度の「開業支援資金」制度です。
主な条件としては台東区内で事業主でない個人で、個人または法人で創業しようとする方、分社化しようとする方、事業主でない個人が、個人または法人で創業し、創業後1年未満の方を対象にした制度で、東京都の制度融資に上乗せして利用することができ、区が利子の一部を負担してくれるため、非常に低利で借り入れることができます。
台東区で創業する事業者が利用できる日本政策金融公庫はどこにある?
創業する地域によって利用できる日本政策金融公庫の支店が決まっていることをご存知でしょうか?
台東区で創業する場合は下記支店が対象となります。
・上野支店
住所:〒110-0015 東京都台東区東上野2-18-10 日本生命上野ビル
電話番号:<国民生活事業>03-3835-1391
営業時間:9:00~17:00
業務区域:台東区全域
台東区の「開業支援資金(あっせん融資)」の制度の概要と主な銀行
<開業支援資金制度概要>
台東区の開業支援資金制度の概要は以下の通りです。
l 融資限度額 →1,000万円以内
(ただし自己資金額の3倍程度の範囲内)
l 利率(年利) →1.8%(内訳:区補助1.8%、本人負担0%)
l 貸付期間 →700万円以内(7年以内、内据置期間12カ月以内)
700万円超 (9年以内、内据置期間12カ月以内)
<申し込みの流れ>
①台東区中小企業振興センター内産業振興課融資(03-5829-4128)へ連絡し商工相談員との面談の予約をする
(相談時間 10:00~12:00 13:00~16:00となっているのでお気を付けください)
②商工相談員と面談を重ね開業計画書を作成する(約1カ月程度)
③台東区からあっせん状を受け取る
④あっせん状を借入希望金融機関へ提出
⑤金融機関等の審査
⑥融資実行可否を決定
以上の通り、融資の申し込みからあっせん状を受け取るまでに1カ月程度かかるため、融資の実行まで5~7週間程かかると言われていますが、実際にはもっと時間がかかる場合があるようです。
しかも最近は、新型コロナウイルスの影響で区役所も混乱しており、面談の予約がなかなか取れないという状況も報告されております。
そのため、従来よりも融資の実行まで相当な時間を要することを覚悟しなければならなず、創業時期の見極めが大事になってくるでしょう。
(台東区の新型コロナウイルス対策緊急融資制度は以下リンクを参照してください。)
リンク↓
また、台東区からあっせん状が交付されたら、ご自身で台東区の借入希望金融機関窓口へ行き融資の申し込みを行いますが、銀行によっては支店等の方針により創業期の事業者を対象としていない場合もありますし、創業予定の場所から遠い銀行へ相談へ行くと不審に思われ、予定外の書類を提出させられることもあります。まずは事業を行う場所から一番近い銀行に行き相談することをオススメします。
台東区中小企業融資取扱金融機関一覧
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からないことや不安はつきものの上に、このコロナ禍では考えなければならないことが多く、不安を抱えている方も多いかもしれません。
コロナ禍の今日は「第三次世界大戦」などと比喩されることも多いですが、創業に強い税理士などに相談するなどして、少しでも不安材料をつぶしながら、焦りすぎず、ぜひ皆さんの創業を成功させていただきたいと思います。
メール相談、初回相談無料でございます。お気軽にどうぞ。
創業融資は創業時だけでなく、創業後の追加融資にもつながっていく、
金融機関との最初の関係構築の場です。
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